多摩骨董市 (2015.4)
今年の春は、気温の上がり下がりが大きい。
つい10日ほど前は、寒くてダウンを着ていた。
先週は比較的穏やかで、薄手のジャケットになったけれど、
ここ二日ばかりは、午後から急に気温が下がる不安定な天気が続いた。
明日は、最高気温が26℃にもなるという予報だ。
ただ今日は、この時期らしい穏やかな晴天の一日だった。
今日は久しぶりの休日。
日射しに誘われて、近所の神社で月に一度行われている
「多摩骨董市」を散歩がてら覗いてきた。
新緑の神社の境内は明るく、
風も、木々の葉を通して降りてくる光も心地よい。
骨董を集めるという趣味はないものの、
骨董品を見て歩くのは好きだ。
境内では、常連の店とおそらく常連のお客が、
それぞれのブースでゆったりとした会話を交わしている。
時折、主(あるじ)のいないブースがあるが、
となり近所のブースの主(あるじ)と、世間話しに昂じていたりする。
骨董市を訪れるのは、それぞれの人生を歩んできた人が多い。
様々な骨董品に、その良さを感じるのは、
それなりの人生の時間の蓄積が必要だ。
時折、外国人が覗いたりしている。
ともに人生を歩んできた夫婦連れも結構いる。
新緑の神社の境内は、
そこだけ時間がゆったり流れいるようだ。
私も、何度も参道を行き来して、珍しい骨董を探して歩いた。
時間にすれば一時間ほどだけど、半日くらいの散歩だったような・・
ふと見上げると青い空に新緑の木がすくっと立っていた。
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